2012年2月29日水曜日

2010/05 Restaurant Alain Chapel (KOBE)

実家詣での際には関西のレストランもちょこちょこと開拓していますので、そちらもご紹介。伝説のシェフAlain Chapelの名を冠したレストランがポートピアホテルにあります。現在は日本人がシェフを務めていますが、ミヨネーの本店と連携しつつも、地元の食材を使ったオリジナリティある料理が魅力的ですね。今回はランチのためスペシャリテはありませんが、十分満足できました。やはり細部の繊細さは日本人シェフならではかな。
中には明石のたこ。要はフレンチたこ焼きです。

ちょっとわかりずらいですが、左上の塊がメイン食材である
赤座エビ。こちらも瀬戸内産。ぷりぷり。その下はエビのジュのジュレ。

たしかスズキだったかな。とにかく近海魚のポワレ。

メインの地鶏

デセール1

デセール2

プティフール
ポートアイランドにあるので、アクセスはお世辞にも良いとは言えませんが、三宮からシャトルバスがあるのでそちらを使うのが楽だと思います。う~んもう少し町の中心にあればもっと注目を集めてもよさそうな秀逸なお店ですね。おすすめできるかと。

2012年2月27日月曜日

2008/2 JAL FIRST CLASS でSALON1997

かれこれ4年ほど前の冬の話になりますが、卒業旅行に行ってきました。JAL FIRSTで。もちろん学生の頃の話なので今のようなマイラーではありませんでしたが、JAL CARD NAVIをフル活用してマイルをためていました。ニューヨーク、ローマ便Yクラスの拷問に耐えながら勝ち取った当然の権利ですw。そういえばあのころはマイル2倍キャンペーンとかやってましたね。NY線往復で18000マイル(ボーナス込)くらいついた記憶があります。
ま、そんなこんなで何とか達成したFクラスの旅ですが、この時期に行ったのにはわけがあるのです。今ではJALのファーストの欧州線では普通に(?)出でくるサロン1997です。巷では幻のシャンパーニュとも呼ばれるこちらのシャンパーニュは生産された年には、その11年後の春にリリースされることになっていますが、なんとJALでは12月ごろから提供されておりました。つまり、全世界の愛好家に先駆けて、しかも上空1万メートルで飲めるわけですから、飲まなかったらただのバカでしょう。ただ、この当時はまだ供給が安定していなかったためか、路線はロンドン・ニューヨーク・パリ線のみ。しかも1月ごろには一時他のシャンパーニュになったりして相当肝を冷やしましたが、なんとか2月には復活し、サロンを楽しむことができたわけです。
ちなみに当時は世界的バブルの影響+€高で市場価格は1本6万円でした。おそらく世界のファーストクラスでも最も高価なシャンパーニュでしょう。







今ではFクラスでも味気ない共通チケットですが、当時はまだ
ピンクのチケット!!よく目立つw

非接触式のシャワールームのキー


当時はまだNew Sky Sleeper Soloと呼ばれていたシート。
ポルトローナフラウの皮も年月を経てなじんでいました。

ボーズのヘッドホン。持ち帰りできませんw。

他の席は見えないので非個室にしてはプライバシーあり。

ちょうど東京に大雪が降った日でした。

サロンを飲みながら映画鑑賞♪



和食を選択。フグ懐石でした。



フグ刺し

締めのフグ雑炊。
モザイク処理してます。




夜食にお茶漬け&サロンw
お持ち帰りしたパジャマ。こちらはどうぞお持ち帰りくださいとのことです。
そういえばANAは持ち帰り不可ですね。なぜ?

FIRST CLASS のロゴ入りw

上空ではそもそも香りが立ちにくいので、サロンのような若いうちは硬質で内向的なシャンパーニュにはあまり向かないのかもしれません。その点ではANAのKRUGというチョイスは無難でしょう。しかし、そこはさすがナショナル・フラッグ。あえてこの気難しい貴婦人を選ぶあたりがいいですね。飲んだ感想ですが、10年たっていてもまだ硬い。メニルの鋭利で硬質なミネラルを感じました。しかし、温度が上がると、すこし開き始めました。まさに泡のないコルトン・シャルルマーニュという言葉があてはまると思います。あと10年すればすごいことになっているでしょう。
ちなみにこの時のワインリストはなかなかのもので、白のLouis LatourのCorton Charlemagne 2004も秀逸でしたね。泡の抜けた状態のサロンと飲み比べてみたりしました。

ちなみにサービスも最高でした。超ベテランのチーフパーサーでしたが、僕のような若造にも程よい距離感で接してくれました、さすが!

いや~あっというまの12時間。もっと乗っていたかったですw

2012年2月26日日曜日

Fourseasons Hotel Tokyo at Chinzan-So フォーシーズンズ東京椿山荘

親が東京に遊びに来た時は、部屋が狭すぎるので都内のホテルに泊まります。今回は一休.comでお手頃なプランが出ていたので、目白の椿山荘に泊まりました。

FSアジア第1号というだけあってかなり古さは感じましたが、まあメンテは行き届いているので問題はないと思います。ただ立地条件ははっきりいって悪いですので、一度チェックインしてしまうと車なしではどこにも行けません。駅までは都営バスかタクシーしかありません。シャトルバスとかあればいいと思うのですが、ないようです。
よってホテルに籠るのが一番のようですが、プールは有料かつ狭いのでちょっと微妙。部屋からの景色は庭園が見える昼間はなかなかなので音楽でも聞きながら読書とかがいいのかもしれませんね。
サービスはこちらが恐縮するくらい超丁寧。

外観。窓がせり出す形になっているので全室角部屋のような眺望です。
ただし、となりの部屋は丸見えなので要注意。。

部屋はゆったり。当時のスタンダードで考えればものすごい広さだったのでしょう。
今でも十分通用します。

ベッドはフォーシーズンズ仕様のシーリーと思われます。やや幅が狭い。

こちらはウェルカムシャンパン。ではなくて、自分で持ち込んだシャンパン。
氷とクーラーはすぐに用意してくれました。
グラスは家から持って行ったリーデル。
恵比寿のLA Vineeで買ったVouette et SorbeeのExtra Brut。

夕焼け。

1泊2万円の素泊まりでしたので、夕食はルームサービスで。料理のクオリティは高かったです。係りの方が配膳時にボールペンをパスタに落とすというアクシデントがありましたが、すぐに取り換え+マネージャーがフルーツでお詫びに来られました。このあたりの対応はさすが。
チェックインの時に待たされた以外は特に不満点はありません。この値段なら十分だと思います。
お詫びのフルーツ