2012年6月13日水曜日

L'ASSIETTE CHAMPENOISE


パリを車で脱出して一路シャンパーニュ地方に向かいます。パリからは高速で1時間半ほどでランスに到着です。そこからさらに10分ほど走ったところに L'ASSIETTE CHAMPENOISEがあります。







部屋はジュニアスイートタイプで広々。快適に過ごせました。





MENU HERMITAGE(188€)をオーダー。いわゆるシェフおすすめのメニューです。スモールポーションでたくさんのお皿が出てくるとのことでしたが、あまりにも皿数が多すぎて、後半かなり苦しい・・・

アミューズ・ブッシュはなぜか二人分。そもそもおひとり様は想定外のようです。フランスもまだまだだなw


スパイシーなカレー風味のPetits Pois。

Tomatesシリーズその1。このシリーズは味は普通でした。

Tomatesシリーズその2。

Tomatesシリーズその3は完全にドリンク状態。白ワインにしか見せませんが、飲んでみると確かにトマト。

ニョッキ。じゃがいもが最高に甘くて、美味でした。

オマールブルー1978。1978の意味はよくわかりませんが、伝統的な調理法ってこと??下手なフランス語で聞いたのは良かったのですが、早口過ぎて向こうの答えはさっぱりわかりませんでしたw

爪の部分が付け合せとして出てきました。濃厚なソース・アメリケーヌ。
こちらが今回自分の中では一番気に入った、ユズソースのJohn Dory。火入れも良かったです。

中に、pied de cochonが隠れていました。


鳩は伝統的な調理法で。結構ヘビー。

デザートワイン。ソーテルヌ2級。

ようやくデザート。この時点ですでに12時。。
全体的に軽めかつ創作的で、東京のフレンチに近い感じでした。特にメインのJohn Doryはユズのソースがたっぷりとかかっていて、かなり食べ安かったです。それから、シャンパーニュの都らしく、シャンパーニュの品ぞろえはさすがでした。ハーフボトルも30€~とかなりお手頃。パリだったら1杯でそのくらい取られちゃいますからね。ただし、スモールポーションとはいってもかなり皿数が多いので、総量は相当なものです。

2012年6月10日日曜日

RESTAURANT EPICURE, LE BRISTOL PARIS

パリ2日目のランチはパラスの一つ、LE BRISTOL PARISのメインダイニング、EPICUREにて。


最近になって中庭を見渡す位置に移動したそうです。明るく開放的な雰囲気。季節のメニュー<Au Fil Des Saisons>を選択 130€。
アミューズブッシュ
前菜1:内容失念

前菜2:小さな漁船のサバ。ハーブとクロスグリの実で風味づけ。
白ワインと西洋ワサビのソース
 若干サバの臭みがあるものの、白ワインのソースが抜群で、一緒に食べると完ぺきでした。ソースの完成度はすごい。
ブレス産鶏のシュープレーム
パルマ風味のロースト、カリフラワーのキャラメリゼ、セージのソース
 ブレス鶏自体は火入れもよくおいしいのですが、ちょっとセージが効きすぎていてせっかくの素材の風味が薄れていたのが残念でした。
やはりブレス鶏は後述のGeorges Blancにはかないません。

プレデセール。

フランボワーズ
焙ったココナッツを乗せたメレンゲスフレ
ジンジャーとライムのラペ
フランボワーズのソースがかなり刺激的で舌がしびれました。。。
もう少し繊細な感じのほうが好みです。

プティフール
サービスはさすがといったところ。若いサービスのスタッフはとてもフレンドリーでEric Frechon著の料理本を持ってきてくれたりしました。ソムリエはきびきびしていて全く隙のない感じ。
全体的には満足でしたが、グラスワインがかなり高めの設定。シャンパーニュは仕方ないとしても、サンセールが1杯30€、ローヌの赤も35€と飲み物3杯だけで100€超えとは・・・Guy Savoyのほうがもっと良心的ですね。

まあ1泊1000€近いホテルのメインダイニングであることを考えると仕方ないかもしれませんが、ハーフボトルでシャンパーニュをとって最初から最後まで通したほうがいいかもしれません。