2012年2月27日月曜日

2008/2 JAL FIRST CLASS でSALON1997

かれこれ4年ほど前の冬の話になりますが、卒業旅行に行ってきました。JAL FIRSTで。もちろん学生の頃の話なので今のようなマイラーではありませんでしたが、JAL CARD NAVIをフル活用してマイルをためていました。ニューヨーク、ローマ便Yクラスの拷問に耐えながら勝ち取った当然の権利ですw。そういえばあのころはマイル2倍キャンペーンとかやってましたね。NY線往復で18000マイル(ボーナス込)くらいついた記憶があります。
ま、そんなこんなで何とか達成したFクラスの旅ですが、この時期に行ったのにはわけがあるのです。今ではJALのファーストの欧州線では普通に(?)出でくるサロン1997です。巷では幻のシャンパーニュとも呼ばれるこちらのシャンパーニュは生産された年には、その11年後の春にリリースされることになっていますが、なんとJALでは12月ごろから提供されておりました。つまり、全世界の愛好家に先駆けて、しかも上空1万メートルで飲めるわけですから、飲まなかったらただのバカでしょう。ただ、この当時はまだ供給が安定していなかったためか、路線はロンドン・ニューヨーク・パリ線のみ。しかも1月ごろには一時他のシャンパーニュになったりして相当肝を冷やしましたが、なんとか2月には復活し、サロンを楽しむことができたわけです。
ちなみに当時は世界的バブルの影響+€高で市場価格は1本6万円でした。おそらく世界のファーストクラスでも最も高価なシャンパーニュでしょう。







今ではFクラスでも味気ない共通チケットですが、当時はまだ
ピンクのチケット!!よく目立つw

非接触式のシャワールームのキー


当時はまだNew Sky Sleeper Soloと呼ばれていたシート。
ポルトローナフラウの皮も年月を経てなじんでいました。

ボーズのヘッドホン。持ち帰りできませんw。

他の席は見えないので非個室にしてはプライバシーあり。

ちょうど東京に大雪が降った日でした。

サロンを飲みながら映画鑑賞♪



和食を選択。フグ懐石でした。



フグ刺し

締めのフグ雑炊。
モザイク処理してます。




夜食にお茶漬け&サロンw
お持ち帰りしたパジャマ。こちらはどうぞお持ち帰りくださいとのことです。
そういえばANAは持ち帰り不可ですね。なぜ?

FIRST CLASS のロゴ入りw

上空ではそもそも香りが立ちにくいので、サロンのような若いうちは硬質で内向的なシャンパーニュにはあまり向かないのかもしれません。その点ではANAのKRUGというチョイスは無難でしょう。しかし、そこはさすがナショナル・フラッグ。あえてこの気難しい貴婦人を選ぶあたりがいいですね。飲んだ感想ですが、10年たっていてもまだ硬い。メニルの鋭利で硬質なミネラルを感じました。しかし、温度が上がると、すこし開き始めました。まさに泡のないコルトン・シャルルマーニュという言葉があてはまると思います。あと10年すればすごいことになっているでしょう。
ちなみにこの時のワインリストはなかなかのもので、白のLouis LatourのCorton Charlemagne 2004も秀逸でしたね。泡の抜けた状態のサロンと飲み比べてみたりしました。

ちなみにサービスも最高でした。超ベテランのチーフパーサーでしたが、僕のような若造にも程よい距離感で接してくれました、さすが!

いや~あっというまの12時間。もっと乗っていたかったですw

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